コンピュータが出現しインターネットが普及し
大いなるメディア革命の真っ只中に私たちはいます。
しかるに学校の学習は
メディア革命のずっと前のままの内容でつづけられていて
社会に出て役に立つものは全く学ぶことがないままです。
「三角関数の解法を学ぶよりも
三角関係の解消法を学ぶ方が大切です。」
ユーモアあふれる汐見先生のジョークとも思えることばですが
わたしは本当にその通りだなあと思ったのでした(笑)
私たちの世代や、その親の世代のころの学校は
家庭では見ることのできないもの
学校だから使えるものの宝庫であったような気がします。
例えばそのころのピアノも
テープレコーダーも田舎の一般家庭では
お目にかかれないものでした。
大学を卒業している人も
学校の先生とお医者さんくらいのものでした。
学校という場そのものが憧れの場でもありました。
汐見先生はこれから大切なことは
コミュニケーション力などのように
コンピュータなどでは出来ない感情による情報処理
感情をベースにした価値判断や
感情に基づいたデザイン力をやしなうことが
これからの教育に必要なものであるとおっしゃっていました。
また21世紀は、依存症から脱皮する。
自立性を取り戻す時代であるとも示唆されていました。
人間の感情もメディア革命のさらなる進展によって
翻弄されながらも成長をつづけていくものなのですから。
今日も幸せ
明日も幸せ。
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