「ミシュカの森 2015」で逢いましょう。

明日(2015年12月05日)は、「ミシュカの森 2015」の開催日です。

*受付は終了しています。

ミシュカの森2015

本当の自分はひとつじゃない ~分人主義のススメ~ 基調講演:作家 平野啓一郎さん


<主催者・入江 杏さんのメッセージ>

2000年末の世田谷一家事件で、実妹の宮澤泰子と幼い子どもたち二人を含む一家四人を喪ってからから15年。事件解決への遺族の祈念から生まれた追悼の会が「ミシュカの森」です。


作家の柳田邦男先生や医師の日野原重明先生方のお声かけもあり、会を重ね、今年で10回目となりました。参加された多くの方々から悲しみに思いを寄せ、その水脈の広がりに気づくことで、生きることの意味を問うきっかけとなったというお声を頂くようになり、主宰としてありがたく感じております。


今年は作家の平野啓一郎さんをお迎えし「本当の自分はひとつじゃない(分人主義のススメ)」というタイトルで開催することとなりました。


「分人主義」とは「個人主義」に対する平野さんの造語です。本当の自分は一つと考える「個人主義」に対して、相手や環境によって異なる自分がいると認識する「分人主義」が、自己否定感からの脱却への足がかりになるのでは?と、問いかけています。


被害者遺族の立場から、どう悲しみと向き合うかを若い方に語りかける仕事の中で、平野啓一郎さんの「分人主義」と私の話の類似をあげる指摘が相次ぎ、「分人主義」に関心を持ったのが2年前のこと。以来、平野さんをお招きしたいと思い、今年実現しました。ご参加心よりお待ちしております。



今日も幸せ

明日も幸せ。


たなかやすひこ

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