大いに笑わせていただいた藤山寛美さんが亡くなったのは
私のいまの年齢よりも少しだけ若い頃でした。それからもう25年が経っています。
*写真=「おけぴネット」より。
藤山寛美さんのあの笑いは、
女性では無理だろうと、
お子さんが息子さんではないことを、
残念に思ったものの、
直美さんなら精進して良い役者になるだろうと感じた記憶がありました。
とにかく、今日はいっぱい笑って、涙も流してしまいました(笑)
あの橋田壽賀子さんと石井ふく子さんのコンビが産み出した作品を、
三田佳子さんと藤山直美さんが演じるのですから
想像はしていましたが・・・。
三田佳子さんと藤山直美さんが
共に全力で楽しそうにくりひろげる人情ドラマ。
ストーリーは、わかっていても心が揺り動かされる舞台でした。
私をふくめた観客が、
時には子どもの立場から共感をし、
時には親の立場に共感をし、
自分の人生を重ねて舞台にひきこまれていきました。
そして私にとっては
自分のカラダに残っていた藤山寛美さんの笑いの感性が
ひさしぶりによみがえったひとときでもありました。
「人間って良いなあ。人生は楽しいものだなあ。」と
陳腐なことばを嬉しく噛みしめたのでした。
今日も幸せ
明日も幸せ。
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